たぶんツグミ
2017年 01月 22日
雪がまだらに残る芝生のうえ
ぴょん、ぴょんと跳ねて、立ち止まる
雀って思ったけど
よく見たら、たぶん、ツグミ
旅プラスさんの記事で初めて知ったツグミ
あえて嬉しい♪
昨日、絵を観に行きました
「ゴッホとゴーギャン展」
ひとりで、ゆ~っくり(笑)
ふたりとも個性が強い画家
共同生活をしたことがあるとか、
ゴッホが事件を起こして破綻したとか
ゴッホの向日葵、ゴーギャンのタヒチの絵とか。。。
大雑把なことは知ってましたけど
今回の展覧会で、ふたりを生き生きと感じました
以下は、展覧会観てのあれこれなので
お暇な方だけ、見て頂ければ^^;
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ゴッホの自画像は有名ですけど
ある時期から、それまで描いてなかった自画像を
立て続けに描いてます
その理由が、いたって単純で。。。
それまで、自画像を描くことができる大きさの鏡を持ってなかったから
その頃、弟テオの家に身を寄せて
その家に、大きな鏡があったから。。。です
弟テオには、絵を渡す代わりに
金銭的援助を受けて暮らしていきます
そして、モデルを雇うお金を節約するため
自画像をたくさん描いてます
ゴッホとゴーギャンは、互いの絵を認め、尊敬し友情も。
ただ、ゴッホは、自然をもとに描くべきと思い
ゴーギャンは、想像をもとに描くべきと思い
絵に向かう姿勢、思いの相違から、共同生活も結局破綻するのですが
この絵は、自然を綿密に写し取ったもの
ゴッホのお気に入りの一枚でした
(展覧会は撮影不可なので、
絵は、ネットからお借りしてます)
(ゴッホの「収穫」)
ただ、ゴッホも、自分の手法をひたすら突き進むのではなくて
想像をもとにも試してみたり
描き方でいろいろ迷い、壁にぶつかり
ゴーギャンへぜひ一緒に住もうと熱心に誘い、
その友情はほんとに熱いのに
絵の表現では、認めながらも、何度も批判してしまったり
その不器用さ、純粋さ
あまりに純粋だからこそ
精神に破綻をきたしたんでしょう
その頃に描かれたもの
入院していた病室から見ていた星空
そして、故郷の村や教会などを描き加わえてます
手前に糸杉、
糸杉は死の象徴と言われてます
ゴッホの友人への手紙
「夜空の星をみているといつも夢見心地になるが、それは地図の上で町や村を表す黒い点を見てあれこれと夢想することに近い。何故、夜空に輝く点にはフランス地図の上の点のように近づくことができないのか不思議に思う ~中略~ 僕らは死によって星へと到達するのだ」
この頃に、糸杉や星空を何枚も描いてます
精神の不安定さを表すものでもあるのでしょうけど
とても惹かれる絵画たちです
そして、ゴッホといえば向日葵^^
ゴッホの向日葵は昔から好きです
向日葵を何枚も描いたゴッホ
ゴッホが亡くなった、後のことですが、
ゴーギャンは、南の島まで、知人にわざわざ向日葵の種を送ってもらい、育て、
椅子の上に向日葵の花を載せた絵を描いています
ゴッホを想って描いたものとされてます
じつは、わが家にもゴッホの向日葵のポスター絵が飾ってあって。
ただ、その絵をチョイスした動機は、かなり不純^^;
部屋の西側に黄色を飾ると金運が良くなるという風水
有名ですよね
ですけど、この風水は、効果はなかなか表れず
いまだ、検証中です(笑)
ゴッホとゴーギャン展は
昨年は東京で開催されてます
名古屋での開催は、
ちょっと待てば、絵の前で鑑賞できるぐらいの人混みでした
いつも見て頂いて
ありがとうございます^^
by umitosora14
| 2017-01-22 16:50
| 生き物